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「女子大生風俗嬢」子供にはお金の事を教えておきたい

社会

中村淳彦 著「女子大生風俗嬢」読みました。

 

学費や生活費を稼ぐために風俗嬢となる大学生が増えているそうです。有名大学の学生も在籍しています。というか、希望者が多いせいで店側が女の子を選べてしまう結果、有名大学に在籍しているなどの売りがある子が採用されやすいのだとか。風俗業界にも学歴社会の波が押し寄せているのですね。

 

風俗をやらないと学校に通えない学生が増えた理由は、やはり景気の悪さ。にも関わらず、日本の大学は1970年代から上がり続けているとのこと。そのような背景もあり、奨学金という名の借金を背負うよりも風俗を選ぶようになってきているのだそうです。

 

著者は、奨学金より風俗を選ぶ事に一定の理解を示しています。風俗嬢となることでお金を稼ぐことができ、それによって学費や最低限の生活費を賄い、さらには友達との交流が増えたなんてポジティブな意見を載せています。一方、奨学金という名の借金を10代の子供に背負わせる事には懐疑的です。彼ら、彼女らが奨学金の恐ろしさに気がつくのは、社会に出て高くない給料を受け取り、その中から毎月数万円を引かれた時です。そして、それが40代まで続く事を知った時です。

 

他にも、同性愛者相手に売春をする男子学生や、男に騙されて金を貢いでいる(現在進行形)女子学生の話など、様々なケースが紹介されています。ただ、風俗嬢を経験するのは、将来的にマイナスになる可能性が絶対高いと思うんですよね。金銭感覚が狂ったり、将来パートナーができた時にもなかなか言い出せないでしょうし。お金を選んだ代償として、一生自分の心の片隅に暗い影として残ってしまうかもしれません。じゃあ借金の方がいいのかというと、、それもまた難しい。うーん。。

 

なんというか、、、結局は親子揃っての金に対する無知が1つの大きな原因な気がします。僕ももう36歳だというのに、この間結婚するまでほとんど金のことなんて考えていなかったなぁ。。今はこういった本を読んだり社会保障や投資なんかについてちょっとずつ勉強してますけど。

 

子供ができたら金のことは教えておいた方がよさそうです、子供が僕のようにならないためにも。。あと、学校は英語を小学生に教えるより、ITとかファイナンスの授業をしてほしい。

 

最後に、著者が示した一つの解決策で僕も賛成なことがあります。それは、通信教育の利用。借金をしても元が取れるレベルの大手企業に入れる成績であれば、奨学金を使う。でもそうでないなら、無理に通学制の大学に行く必要はありません。通信教育を経て中小企業の現場でスキルを伸ばせばいいのです。

 

全くその通り。学歴に頼らない優秀なフリーランスシステムエンジニアを何人も見てきています。そして、大学ではなく高校ですけど、角川ドワンゴ通信制の高校を立ち上げる事が最近ニュースになりました。海外では、カーンアカデミーなんていう、元々はyoutubeで親戚の子供に勉強を教えた事がきっかけで通信教育を立ち上げた例もあります。まだまだ主流ではありませんが、学歴の重要性は以前に比べると落ちています。

 

 

もし子供ができたら、学歴に頼らなくても生きて行く力をつけさせたいなー。(奥さんがどう考えているかは知りませんけど)