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「BORN TO RUN」読んだ。走らざるを得ない!

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”

ジョギングやマラソンに興味のある人がこれを読んだら、すぐにでも走り出したくなる。間違いない。オレもなった。

このドキュメンタリー(であってるのかな?)は、スポーツジャーナリストである著者の1つの疑問から始まる。それは「なぜ、自分の足は走ると痛むのか?」。彼はアメリカ人としても大柄な体であり、そんな人間が走り続けていたら足を痛めるのは当然だ。医者にもそう言われた。
でもそんな中で、彼はとある民族の事を知る。その民族はメキシコの秘境に住んでおり、サンダルで山中を何十キロ、というか100キロ以上も走り続けることができるらしい。それはおかしい、と著者は思う。人の足が消耗品であるなら、そのような民族が存在するはずがない。でも、もし本当なら。。
彼はこの民族について調べ始める。そして取材を進めるうちに、フルマラソン以上の距離を走り続けるウルトラランナー達の事やマラソンシューズ業界の暗部、そして人類学的知見から「ヒトは本当は走ることに適した生物である」という学説がある事などを知る。

本書からは、登場するランナー達が走る事を本当に楽しんでいることが伝わってくる。そして冒頭にも書いたとおり、この本を読み終わるとすぐにでも走り出したくなる。ついでに、ジョギングシューズを買い換えたくなる(笑)。

とてもよい作品だけど、小さな問題と大きな問題が1つずつ。
大きい方は、一読しただけだと内容がわかりづらいこと。片仮名の名前の登場人物がやたら出てくる上に、彼ら彼女らのエピソードや回想シーンを随所に入れているせいで、話がこんがらかる。オレの場合、決して短くないこの本を二回読んでようやくストーリーをきちんと理解できた。
小さい方は超個人的な話で、この本を読み返していると時に足の骨を折ってしまい、しばらくは走りたくても走れなくなってしまったこと。


なにもこのタイミングで折れなくても。。