dake008’s blog

アラフォー男子です。内容が中二病的だから、知人には読まれたくないし自分で読み返したくもない。そういうブログです。

「大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない」読んだ。このあいだ読んだあれよりずっとまともでよかった

昨日感想文を書いた「下流大学が日本を滅ぼす!」と同じタイミングで、「大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない」という本も読みました。著者は、山内太地さんという教育ジャーナリストです。ジャーナリズムの中にもそういうジャンルがあるんですね。「下流大学~」だけでは偏るなぁと思って読んだのですが、こちらはまともな内容で安心しました。ちなみに、2013年に出版されているようです。


基本的には、よく聞く「日本の大学は海外に比べてダメだ」という内容です。それだけだとつまらないですね。僕が面白いなと思った点がいくつかあるんで、それらを箇条書きします。
・日本の「一流大学」は海外の「一流大学」と比べると見劣りする。大学をでても、グローバル社会で彼らと戦うことはできない
・「海外の一流」とはアメリカだけを指しているわけではない。ヨーロッパにもあるし、アジア各国でも台頭してきている
・日本の一流大学に行くぐらいなら、それら海外(アメリカとは限らない)の一流大学を目指すべき
・みんながみんな一流を目指す必要はないし、そもそも目指す事は無理。中堅レベルであれば日本の大学にも良いところがある
・中堅レベルの学生は、アジアの英語圏に短期留学するのもあり。


これらを裏付けるようなデータやエピソードも書かれています。日本の一流大学が海外に比べて劣っている点や、日本の中堅大学で面白いカリキュラムを組んでいる事例も紹介されています。


みんながグローバルエリートを目指す必要がないのは全く同感です。そして、ただ日本の大学を完全否定しているわけではないのが、目新しかったです。この手の論調だと、とにかく「日本の教育システムはだめだ!」の一点張りが多いので。そして、アジアの大学を視野に入れるというのは、目から鱗でした。語学留学レベルならありかもなとは思っていましたが。どうやら僕も、アジアで日本以上の教育を受けられる国はないと思い込んでいたようです。

 

一つ残念だったのは、一つ一つのテーマが深堀りされていないことですね。


最後に、いつの間にか自分の考えが古くなっていることに気づきました。気を付けないと。