dake008’s blog

アラフォー男子です。内容が中二病的だから、知人には読まれたくないし自分で読み返したくもない。そういうブログです。

「平気でうそをつく人たち」読んだ。うそをつくってそういう意味かー

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著者はM・スコット・ペックさん。ハーバードで修士学修め、ケース・ウェスタン・リザーブ大学というところで医学博士号を取っているそうです。で、そのあとベトナム戦争で、米軍の精神科医として勤務していた経歴があります。本書は、精神科医として著者が治療にあたった「邪悪」な人たちや、「邪悪」な人たちの被害者の症状をケーススタディとして紹介し、それぞれの症状に対する解説が書かれているものです。


副題は「虚偽と邪悪の心理学」。意識的あるいは無意識に他者を貶め自己保身を図る人を「邪悪」と定義しています(著者は、今の心理学にはこの種の人を定義する言葉がないと指摘しています)。なんとなく、万引きする主婦とかを予想していたんですけど、前半に紹介されている患者たちは、平気でうそをつく「邪悪」な両親の子供たち。つまりは、自己保身のためには子供を悪者にする「邪悪」な親と、そんな親の犠牲者である事に気がつかず問題児とされてしまった患者、そして彼らの治療にあたった著者の話です。親による精神的虐待ですね。


後半には、「邪悪」であり社会不適合者ではありますが、筆者の治療に非協力的な邪悪な患者や、集団的「邪悪」の一例として、ベトナム戦争で非戦闘員を虐殺したある部隊の話が出てきます。


それぞれのケーススタディは興味深く読めました。それに対する解説は、専門的で僕には少し難しかったです。うろ覚えですが、発売当初この本は大分売れていた記憶がうっすらあります。本屋でこの表紙をよく見かけたので。心理学に興味ある人にとっては一読の価値ありです。

 

 

すごく余談ですけど、発売当時、表紙の顔がビートたけしに見えたんですけど今見てもやっぱり似ているなぁと思っています。僕だけかな・・?