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スネ夫タイプは一定の需要があるらしい

 この間、仕事帰りの電車に乗っていた時の話。明らかサラリーマンな恰好で、おそらく上司と部下の関係にあると思われる2人組が話をしていた。盗み聞きをする気はなかったんだけど、なかなか声が大きいので嫌でも会話の内容が耳に入ってくる。で、部下(仮)が上司(仮)をやたらヨイショしているわけです。こいつは空気の読めないキョロ充というか、お世辞があからさますぎる事に気づかないで逆に相手に嫌がられるタイプだな、と思っていたんだけど、どうも様子がおかしい。


なにがおかしいって、ヨイショされてる上司(仮)が全く嫌がっていない。というか乗せられている。玉座に腰かけて鷹揚にうなずいているイメージ。こんなヨイショされたら、俺だったら相手の事を間違いなくイヤになるけど、彼はとても気持ちよさそうに会話を続けている。ああそうなのかと。スネ夫みたいな強い人に弱くて弱い人に強いタイプは少年マンガでは定番キャラだけど、定番というのはやはりそれなりの理由があるんだなぁと。こういうタイプを求める人たちはいつの時代にも一定数いて、しかも偉い人ほどスネ夫を求めるわけだから、古今東西スネ夫はいなくならないんだなぁと。


それにしても、歯の浮くようなお世辞を言われて心が浮かれる人たちっていうのはきっと幸せなんだろうなぁ、なりたくはないけど。