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絲山秋子さんの「沖で待つ」読んだ。なに、これが芥川賞!?

 

沖で待つ (文春文庫)

沖で待つ (文春文庫)

 

 

知人に勧められた「沖で待つ」読んだ。これは、短編集っていうのかな?2作収められていた。一作目は「勤労感謝の日」。そして二作目は、表題の「沖で待つ」。どちらのストーリーも短くて、2作合わせても読み終わるのに1時間かからなかった。


wikipediaに書いてあるのは、

勤労感謝の日

失業した恭子は三十代半ばの独身で、母との二人暮らし。命の恩人の長谷川さんが勧める見合いに、義理を感じて応じてはみるものの、来たのはやはり鼻持ちならない男。途中で我慢できず退席してしまう。
沖で待つ
同じ福岡支社に配属された同期の太っちゃんと私は、恋愛関係ではないが分かり合える間柄。二人はどちらかが死んだら、お互いのHDDを壊して人に知られたくない秘密を守るという約束をする。私の方が先に死ぬと思っていたのに、ある日太っちゃんは不慮の事故で命を落としてしまう。

 

読んだのは一週間ほど前なんだけどさっきまで知らなかった、「沖で待つ」は芥川賞をとっているらしい。正直、この事を知った時はとても驚いた。短編でストーリーは淡々としており、特にこれといった大きな話の山場もない。とても芥川賞をとるような作品には思えなかった(どちらの作品も)。主人公はともに、ある程度の社会人経験を積んだ、どちらかというと気の強い女性。女性層には響くものがあるのだろうか?確かに、これを勧めてくれた人も女性だった。とはいえ芥川賞。そんな偏った作品が受賞できるとは思えないので、僕には見えなかった何かがこの作品にはあるのかもしれない。


それが見えなかったのは残念無念。