dake008’s blog

アラフォー男子です。内容が中二病的だから、知人には読まれたくないし自分で読み返したくもない。そういうブログです。

『下町ロケット2 ガウディ計画』を読んだ。適度な緊張感があって良かった。買おうかな

下町ロケット2を図書館で借りた。少し前のベストセラーを無料で読める図書館は素晴らしい。という、いつもの図書館愛を表してから本題に入ります。


前作の下町ロケットと比べてどうだったかを書くために感想文を探したんだけど、見つからなかった。どうやら書いていなかった様子。面倒がってしまったのか・・?とても面白い、ぜひ続編を読みたいと思っていたのにブログに感想を上げていなかったんなんて、当時の自分に対してとてもがっかりした。


書いてないものはしょうがないから、純粋に2の感想だけを書く。
前作に引き続き大手企業の勝手な都合に振り回される、主人公である中小企業の社長と彼の会社の社員たち。今回はライバル会社が現れ、しかもそこに、目をかけていた社員を取られるという期待通りのむかつく序盤の展開。その後も数々のムカつくイベントが主人公を襲うという、ざっくり言ってしまうと前作や半沢シリーズと同じ流れ。でもそれが良い。


読み終わった後に思ったことは二つ。まずは、「意外とピンチがそこまでピンチではないな」ということ。もっと畳みかけるようなムカつくイベントが目白押しで、佃社長をキワのキワまで追い込むと思っていたんだけど、僕が予想していた程には追い込まれずに反撃に回る事ができていた。「あ、その辺結構あっさりなんだな」と。実は前作の感想文を読みたかったのは、前作のピンチっぷりがどの程度のものだったかを知りたかったから。覚えてないんですよね~、同時期に読んだ半沢シリーズと混ざってしまって。


二つ目は、この人の描くモノづくりの世界は本当に魅力的だなーということ。うろ覚えだけど、確か前作を読んだ時も同じ事を感じた記憶がある。この著者って元銀行員なんですよね。それなのに、なんでこんなにモノづくりをカッコよく表現できるんだろう。銀行員という仕事柄、中小企業との付き合いは多かったのかもしれないけど、それにしても自身が職人だったわけでもないのに。作中で、主人公の会社に勤める若手社員君が心臓に使う人工弁の開発が上手くいかず途方に暮れるんだけど、その弁を必要としている病気の子供たちに会いに行って気持ちを奮い立たせるシーンがある。僕の文章力だと陳腐に聞こえてしまうけど、このシーンが本当に良かった。感動した。そして、「それに比べて自分がやっている仕事は・・」とも思った。比べてもしょうがないんだけれど。


まとめると、素晴らしい一冊でした。作者の池井戸潤さんの半沢シリーズも(読みかけだけど)とても面白いので、彼の作品は、図書館じゃなくてkindleで買ってしまっても良いかなと思っている。著者買いとなると、村上春樹さん、ちきりんさんに続いて3人目。どーしようかな~。